エドワード・ケネディ(5)

國分秀星 Q.H.P.


『エドワード・ケネディ』『エドワード・ケネディ(2)』『エドワード・ケネディ(3)』『エドワード・ケネディ(4)』 の続きです。 著作権はフォル事務所にありますので、転載・引用の際はご一報ください。

事故の犠牲となったマリー・ジョー・コペクニについて見てみよう。

マリー・ジョー・コペクニ出生
マリー・ジョー・コペクニ出生(*1)

アセンダントルーラー火星が第3ハウスルーラー土星とスクエアになっているのが目立つ。 火星はドゥーベ(α UMa)とコンジャンクションで、攻撃的かつ破壊的な性質が一致するため、働きが強まる。 土星は乗り物の事故と関係の深いメンカルの上にあり、アセンダントにオポジション。(*2)

第8ハウスルーラー水星は第9ハウスにあり、第9ハウスルーラー月とスクエア。 これらを総合すると、旅行中もしくは交通事故により死亡することがわかる。

マリー・ジョー・コペクニ 1968年ソーラーリターン
マリー・ジョー・コペクニ 1968年ソーラーリターン

該当年のソーラーリターンは第8ハウスルーラー木星がアセンダント付近にあり、極めて危険である。 このソーラーリターンの土星は出生第9ハウスルーラー月とコンジャンクション、火星は出生第8ハウスルーラー水星とコンジャンクションで、出生における月と水星のスクエアを強調している。

アセンダントルーラー水星は第9ハウスルーラー火星とコンジャンクション、第9ハウスカスプ上の土星とスクエア。 さらに水星はカストルとコンジャンクションで、エドワード・ケネディの該当月のルナリターンでもアセンダントルーラー水星がカストルの上にあったことと一致している。

ルナリターンとの一致という点で、興味深いチャートがある。 チャパキディックの事故から31年後、そのすぐ近くの海で死亡したキャロリン・ベセットの事故直前のルナリターンである。(*3)

キャロリン・ベセット 1999年7月ルナリターン
キャロリン・ベセット 1999年7月ルナリターン

第8ハウスルーラー木星がアセンダント付近にあり、アセンダントはコペクニのソーラーリターンの土星と近い。 このルナリターンの当日は新月で、それがコペクニのソーラーリターン、エドワード・ケネディのルナリターンのアセンダントルーラーと同じ位置にある。 ここにあるカストルは 『エドワード・ケネディ(4)』 で述べたように、高いところから落ちるという意味を持つ。 カストルの影響によってエドワード・ケネディとコペクニは橋から転落し、キャロリン・ベセットは搭乗していた飛行機が墜落した。

チャパキディック島はマーサズ・ビニヤード島とほぼ一体で、小さな地図では分離した別々の島であることがわからない。 かにというサインはその付近の海を表しているようで、この海で亡くなったマリー・ジョー・コペクニは出生第8ハウスルーラー水星がかに26度、ジョン・F・ケネディJrは出生第8ハウスルーラー火星がかに18度、キャロリン・ベセットは出生の月がかに21度にありアセンダントルーラー土星とトラインだった。 さらにキャロリン・ベセットの出生の月は第7ハウス(配偶者)のルーラー太陽とオポジションになっている。

かに18度、20度はケネディ一族に関係が深いようで、ジョン・F・ケネディのMC、その長兄ジョセフ・ケネディは金星、ジョン・F・ケネディJrの火星、ジャクリーン・ケネディの冥王星がかに18度にある。 エドワード・ケネディの出生でもかに20度に冥王星があるが、このチャパキディックの事故を生き延びた。 冥王星にはイベントを引き起こすほどの影響力がないことがわかる。

エドワード・ケネディがこの事故の1週間後、釈明の会見で「ケネディ家を覆う呪い」に言及しているのは、 事故に関連する疑惑と責任追求をかわそうとしたものだろう。 ケネディ家の一連の不運はこうした共通項があるために起きているのであって、人間の意思では変えることのできない天体の運動を呪いとは言わない。

2014年6月

*1 この他に午前6時5分というもっともらしいデータもあるが、各リターンチャートに整合性がない。
*2 『日本航空123便(2)』参照
*3 『ジョン・F・ケネディ Jr.(2)』参照

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