1996年から海外の占星術雑誌や占星術団体の機関誌に投稿するようになりました。 ときどき「もっと読みたい」というメールをいただいたり、編集者のミス(とくにイギリス人は大ざっぱ)があるので、一覧表にまとめました。 随時更新していきます。
A Job Question
- Considerations (Vol.XVIII, No.4 2003)
トリプリシティルーラーやアルムーテンを考えないと、つじつまの合わないチャートです。
当時はかなり考えて答えを出したのですが、今見ると簡単な部類に入ります。
「理論的な裏付けがないことは書くな」と固く戒められていたので、公表できないチャートがたくさんありましたが、サールやアリ・アベン・ラゲルを読んで、ようやくアーティクルにすることができました。
Directions in Astrology
- Considerations (Vol.XV, No.1 2000)
- Astrology Quarterly (Vol.70/2, Spring 2000)
『占星術と方位』の英語版です。距離の出し方について具体的な説明をつけてあります。
[正誤表]
Considerations:69ページ 1行目:practice -> practise(アメリカでは間違いではないんですが。)
Considerations:69ページ 中程:"Shinjiro Sonada" -> "Shinjiro Sonoda"
Considerations:その少し下:"go to as practitioner" -> "go to a practitioner"
Astrology Quarterly:31ページ:"33 degrees" -> "28 degrees"
Will we move to Australia?
- Astrology Quarterly (Vol.69/4, Autumn 1999)
3年前に送ったアーティクルが今頃載りました。 ホラリーによる占断例で、multiple questionのいい見本だと思います。 単純なチャートではないので、質問の意味を的確に理解しないと読み間違うでしょうね。
Four Horary Examples
- Considerations (Vol.XIII, No.4, 1998)
ホラリーの占断例を送ってくれないかと頼まれて送ったもので、
Astrology Quarterlyにも載った"Will I get the severance pay?"、
不動産売買に関するものが2件、遺失物が1件です。
どういうわけか同僚のラッセル・パーキンソンとルース・ベイカーの占断例も載っていて、
3人のアーティクルが12ページ連続して掲載されました。
[正誤表]
62ページ:チャートが上下入れ替わっています。
もくじ:私の名前をミスタイプしています。
Considerationsは季刊誌で、日本からの年間購読料は40ドルです。
(広告を一切載せないので少し高めですが。)
名前、住所、クレジットカードの詳細を明記して下記へ送れば購読できます。
Considerations
P.O. Box 655
Mount Kisco, NY 10549
USA
Onmyoji: Astrologers to the Emperor
- Considerations (Vol.XIII, No.1, 1998)
- The Astrological Journal (Vol.40, No.1, January/February 1998)
- The A.F.I. Journal (1997 Issue 3)
- The Astrologer's Apprentice (Issue 6, 1997)
資料を調べ始めてから書き終わるまでに4ヶ月かけた力作です。
(実は書くのが遅いだけ。)
Considerationsのために書いたのですが、「今こんなことを書いてるんですよ」といろいろな人に話したら、
ぜひ送って欲しいというので他の雑誌にも送った結果、Considerationsに掲載されたのは時間的に最後になってしまいました。
7世紀に陰陽寮が設立されてから明治維新にいたるまで、陰陽師たちは天皇家のために占いを行ってきました。現在でも天皇家では占星術師を雇っていると私は見ています。それをアーティクルにしました。
このホームページにある『皇室と占星術』の拡張版です。
[正誤表]
The Astrological Journal:チャート1のアセンダントがずれています。28度10分でなければいけません。
The Astrologer's Apprentice:チャート2が昼夜逆転して載っています。
Venus in Japanese Astrology
- The Astrologer's Apprentice (Issue 9, 1998)
陰陽道の占星術はチャートを作らないものと一般に思われていますが、陰陽師たちの占文を読むと、チャートを見ない限りできないはずの解釈になっていることがあります。 おそらく宿曜道が伝来した以降にホロスコープ占星術の技法を取り入れたのではないかと私は推測しています。そんなことをまとめたものです。
Japan - the Land of the Rising Moon
- Considerations (Vol.XII, No.4, 1997)
- The Astrologer's Apprentice (Issue 6, 1997)
- Mercurio-3 (N. 18, 1997)
ユダヤ陰謀説が好きな人たちのなかに、戦後の日本に関することはほんんどフリーメーソンによって占星術的に都合の良い時間が選ばれていると主張する人がいます。 私は半信半疑ですけれど、たしかに現行憲法が国会で承認された瞬間のチャートはよくできています。 このアーティクルでは戦後の日本と日本人についての占星術的な解釈を書いてみました。
Stationary Planets
- Astrology Quarterly (Vol.67/3, Summer 1997)
惑星が順行から逆行、逆行から順行に移るとき、しばらく停止しているように見えます。 これは古代から重要な天変として扱われてきましたが、モダンな占星術ではそれを満足に解釈できません。 そこで昔の占星術師たちがどのように惑星の留を解釈していたのかをまとめてみました。
[正誤表]
タイトル:惑星の留(stationary)と文房具(stationery)は、発音は同じですが綴りが違います。
ネイティブスピーカーでもこういう間違いはするんだということですね。
61ページ、下から12~13行目:"stationary planet"ではなく"retrograde planet"です。
Divorce?
- The Astrologer's Apprentice (Issue 3, 1997)
ホラリーによる占断例です。ボイド・オブ・コースの良い実例だと思います。 Masterpiece of horaryと紹介されて、ちょっと照れてしまいました。
Is he my marriage partner?
- Astrology Quarterly (Vol.67/4, Autumn 1997)
はたして彼と結婚できるのか?ということをホラリーで占った占断例です。 アスペクトの接近と分離を正しく理解していれば、ちゃんと答えが出せるという見本です。
Will I get the severance pay?
- Astrology Quarterly (Vol.68/4, Autumn 1998)
これもホラリーによる占断例で、6月に朝日カルチャーセンターで行った講演でもこのチャートを使いました。2年前に送ってあったアーティクルで、今頃載るとは思っていませんでしたから、届いたときにちょっと驚きました。
お断り:見料をいただいている以上、クライアントの許可無しに占断を公開することはありません。