中華航空825便(2)

國分秀星 Q.H.P.


『中華航空825便』の続きです。 著作権はフォル事務所にありますので、転載・引用の際はご一報ください。

中華航空825便のフライトに影響した日蝕について、煩雑になるが伊丹空港と松山空港それぞれの出発時について検討してみよう。

内側から825便伊丹離陸、日蝕(1969/9/12)、日蝕(1970/3/8)
内側から825便伊丹離陸、日蝕(1969/9/12)、日蝕(1970/3/8)

伊丹離陸時はアセンダントがおうしで、そのルーラー金星とフライトを象徴する水星の両者共に1969年9月と1970年3月の日蝕からスクエアで損なわれ、飛行中の危難と機体の破壊が表示されている。

内側から825便伊丹離陸、日蝕(1969/9/12)、日蝕(1970/3/8)、日蝕(1971/2/25)
内側から825便伊丹離陸、日蝕(1969/9/12)、日蝕(1970/3/8)、日蝕(1971/2/25)

1971年2月の日蝕は伊丹離陸時の第12ハウスルーラー火星とコンジャンクション、ルナマップ中の火星が伊丹離陸時の金星、水星、月とコンジャンクションで、テロによる爆破が読みとれる。 さらに1971年8月の日蝕は伊丹離陸時のアセンダントにスクエアとなった。

内側から825便松山離陸、日蝕(1969/9/12)、日蝕(1970/3/8)、日蝕(1971/2/25)
内側から825便松山離陸、日蝕(1969/9/12)、日蝕(1970/3/8)、日蝕(1971/2/25)

台北松山空港離陸時は、水星に対して1969年9月と1970年3月の日蝕がスクエアになっているのは伊丹離陸時と同じで、それに加えて1971年2月の日蝕ではルナマップの火星がコンジャンクションとなり、飛行中の危難、さらに台北離陸時には水星が第12ハウスルーラーであることからテロと解釈できる。

内側から中華航空業務開始、日蝕(1971/2/25)、日蝕(1971/7/22)、日蝕(1971/8/21)
内側から中華航空業務開始、日蝕(1971/2/25)、日蝕(1971/7/22)、日蝕(1971/8/21)

中華航空の業務開始時のチャートも日蝕の影響を受けている。 1971年2月の日蝕は業務開始時の第1ハウス中で起こり、ルナマップの土星がアセンダントに対してスクエア、同年7月と8月の日蝕でも、やはり土星が業務開始時の水星にオポジションとなり、この水星が第8ハウスルーラーであることから中華航空機が墜落することがわかる。

611便の事故と比べると、日蝕が各チャートにおよぼした影響は大きくないのだが、複数のチャートで同じ意味が表示されていたことと、825便の事故が起きた当時はまだ安全に対する意識が高くなかったことが事故を引き起こしたのだろう。 『中華航空611便』で見たように、業務開始時に第8ハウスルーラーがアンギュラーハウスにあり、墜落事故を起こしやすいことも原因としてあげられるが、今ではこの程度の蝕の影響では事故は起きなくなっている。

引き続き中華航空機の事故について見ていくことにする。

2016年5月

関連アーティクル
  • 中華航空611便
  • 中華航空611便(2)
  • 中華航空825便
  • 日本航空123便
  • 日本航空123便(2)
  • 日本航空123便(3)
  • 日本航空471便
  • 日本航空446便
  • 日本航空446便(2)
  • 日本航空715便
  • 日本航空350便
  • 全日空60便・533便
  • 全日空60便・533便(2)
  • 全日空60便・533便(3)
  • 全日空60便・533便(4)
  • 全日空60便・533便(5)
  • 全日空58便
  • [ Home  |  Articles ]
    © 2016 FOL Office. All rights reserved.