中華航空825便

國分秀星 Q.H.P.


中華航空825便墜落事故についての考察です。 著作権はフォル事務所にありますので、転載・引用の際はご一報ください。

611便の事故が起きた海域で、1971年にも中華航空機が墜落している。 事故機は大阪発、那覇/台北経由、香港行きの825便で、台北松山空港を出発後、澎湖諸島の沖合に墜落した。 機内で爆弾が爆発したことにより機体が分解したのが原因だと言われているが、それは目撃者の証言からの推測であり、海底から機体を回収して調査した結果ではない。

航空機事故において、出発・離陸時のチャートに表示される事故原因は見分けにくいが、爆破や撃墜のときはアセンダントに対して第8ハウスルーラーや火星がオポジション/スクエア、第8ハウスに火星があることが多い。 また、テロによる爆破の場合は、暗殺と同様に第12ハウスや水星がかかわっている。 中華航空825便はどのような天体の配置になっているか見てみよう。

中華航空825便・伊丹空港離陸
中華航空825便・伊丹空港離陸(*)

アセンダントはアルゴル(おうし25度46分)とアルシオーネ(おうし29度35分)の間にある。 どちらも危険な恒星だが、機体が動き出したのがこのチャートの8分ほど前だとしたら、ちょうどアセンダント上にアルゴルがあったことになる。 月はサソリの毒針レサート(いて23度37分)に近く、フライト中の危難が表示されている。

第12ハウスルーラー火星が第8ハウスルーラー木星と第1ハウス中の土星に対してスクエアとなっていることから、テロによる爆破と考えていいだろう。

このチャートにこういう表示があるのは、爆弾は伊丹で既に仕掛けられていたということである。 しかし、第8ハウスルーラー木星は第7ハウス中にあるが、アセンダントは木星のオーブから外れているため、伊丹と那覇の間では事故が起きなかった。

中華航空825便・松山空港離陸
中華航空825便・松山空港離陸(*)

アセンダント付近にプロキオン(かに25度24分)がある。 プロキオンは土星と似た性質を持ち、高所からの落下を意味する。 伊丹離陸時には第1ハウス中にあった土星は、松山空港離陸時には第8ハウスルーラーとなり、第8ハウス中の火星とスクエアとなった。

第8ハウス中のマレフィックが第8ハウスルーラーをアフリクトしているため、墜落という点では伊丹離陸時よりこちらのほうが明確で強い表示である。 アセンダントルーラー月は第12ハウスルーラー水星とコンジャンクションで、ここでもテロが読みとれる。

このチャートを中華航空業務開始時のチャートに重ねてみる。

内側:中華航空業務開始、外側:825便・松山空港離陸
内側:中華航空業務開始、外側:825便・松山空港離陸

業務開始時の第8ハウスルーラー水星に対して825便の土星がオポジションになっている。 土星は業務開始時にはアセンダントルーラーで、第12ハウスのルーラーでもあったこと、さらに両チャートの火星がスクエアになっていることからテロによる爆破事故と解釈できる。

引き続き825便の事故に影響したマンデンマップを検討しよう。

つづく

2016年1月

* 40年以上前のことなので、伊丹空港と松山空港を離陸した時刻以外、詳しい記録は見つけられなかった。

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