ウィリアム・マッキンリー

國分秀星 Q.H.P.


米国第25代大統領マッキンリー暗殺についての考察です。 著作権はフォル事務所にありますので、転載・引用の際はご一報ください。

米国第25代大統領ウィリアム・マッキンリーは1901年9月6日、ニューヨーク州で開かれていたパンアメリカン博覧会会場でアナーキストが放った2発の銃弾を浴び、そのときの怪我による感染症と壊疽のため8日後に死亡した。

マッキンリー 出生
マッキンリー 出生

いろいろなところで見かけるマッキンリーの出生時刻でチャートを作ると、アセンダント、第8ハウス、第12ハウスのルーラーが金星となるが、死亡時期などから推測すると、アセンダントはてんびん22度だと思われ、そうなると第12ハウスルーラーは水星となる。

いずれにしても、第8ハウスルーラーが天王星とスクエアで、第8ハウスカスプに対して火星がオポジションあることから突然死、さらに水星とセクスタイルなので、これが第12ハウスルーラーであるなしに関わらず暗殺が予想される。

マッキンリー 1901年ソーラーリターン/ワシントンDC
マッキンリー 1901年ソーラーリターン/ワシントンDC

マッキンリーが暗殺された年のソーラーリターンでは、第8ハウスの月がアセンダントルーラー火星とスクエア、天王星とオポジション、第8ハウスルーラー水星とトライン、さらに水星はアセンダントにスクエアと、出生時と同様に突然死が表示されている。

この月の位置はリゲルがある。 リゲルはオリオンの左足にあたり、『ジェームズ・ガーフィールド(3)』で述べたように、第8ハウスとオリオン座の恒星が関連するのは危険である。 また、アセンダントルーラー火星はゾスマとコンジャンクト。 ゾスマは獅子の腰であり、突然の名誉と突然の損害を意味する場合がある。 (『ジェームズ・ガーフィールド(3)』で触れた1881年5月の日蝕でも、MC付近にある天王星がゾスマとコンジャンクトしていた。)

内側:マッキンリー出生、外側:1901年ソーラーリターン
内側:マッキンリー出生、外側:1901年ソーラーリターン

この年のソーラーリターンと出生の間には一見何の関連もないように見えるが、ソーラーリターンのドラゴンテールが出生の第8ハウスに来ている。 この位置にはアルシオーネ(おうし28度36分)があり、出生の水星に対してスクエアとなったことで、水星が第8ハウスと関連づけられた。

1873年のソーラーリターンでもドラゴンテールは出生の第8ハウスに来たのだが、このときはドラゴンテールがおうし29度50分に対してアルシオーネは28度13分で1度以上離れていた。

つづく

2010年1月

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