ジェームズ・ガーフィールド

國分秀星 Q.H.P.


米国第20代大統領ガーフィールド暗殺についての考察です。 著作権はフォル事務所にありますので、転載・引用の際はご一報ください。

米国第20代大統領ジェームズ・ガーフィールドは1881年7月2日、ワシントンDCの駅で背後から拳銃で撃たれた。 即死は免れたものの、当時はまだX線撮影技術がなく、体内に留まった弾丸を摘出できなかったため、感染症により9月19日に死亡した。

ガーフィールド 出生
ガーフィールド 出生 (*)

ガーフィールドの出生において、月はハイレグでありアルココーデンでもある。 第8ハウスルーラー火星と第12ハウスルーラー水星はどちらもバイオレントサインにあり、月とオポジション。 水星は事故や遭難を意味するドシュッバとコンジャンクト、火星は第12ハウス中の土星とセクスタイルなので、暗殺が予想される。 土星の位置にはミザールがあるので、議論好きなために敵を作ることがわかる。 暗殺の原因はそこにあるのだろう。

ガーフィールド 1880年ソーラーリターン/ワシントンDC
ガーフィールド 1880年ソーラーリターン/ワシントンDC

暗殺された前年のソーラーリターンを見ると、第10ハウスの状態が極めて悪い。 まず、第10ハウス中の月は第8ハウスルーラー木星(バイオレントサイン)とセクスタイル、水星とオポジション。 この水星は暴力を意味するアンタレスとコンジャンクト。 第10ハウス中の冥王星はアルシオーネとコンジャンクト。 またバイオレントサインにある火星がMCに対してオポジション。 火星は木星のディスポジターであることから、死の結果として地位を失うことがわかる。

アセンダントルーラー太陽も火星とコンジャンクト、冥王星とオポジションと状態が悪く、さらに第8ハウスルーラー木星から分離した水星と相互に接近しつつある。

内側:ガーフィールド出生、外側:1880年ソーラーリターン
内側:ガーフィールド出生、外側:1880年ソーラーリターン

しかも、リターンチャートの火星が出生の月にオポジション、土星が出生の第8ハウスカスプ上に来た。 凄まじいソーラーリターンである。

つづく

2009年10月

* 2時ちょうどという出生時刻はかなり大ざっぱなものであるのが普通だが、ガーフィールドの場合、誤差は2分程度と思える。

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