ジョン・F・ケネディ Jr.(5)

國分秀星 Q.H.P.


『ジョン・F・ケネディ Jr.』『ジョン・F・ケネディ Jr.(2)』 『ジョン・F・ケネディ Jr.(3)』 『ジョン・F・ケネディ Jr.(4)』 の続きです。 著作権はフォル事務所にありますので、転載・引用の際はご一報ください。

事故が起きた年の2月に月蝕が起きているので、その影響を見てみよう。

内側から、ケネディJr出生、1998年ソーラーリターン、1999年2月月蝕
内側から、ケネディJr出生、1998年ソーラーリターン、1999年2月月蝕

月蝕はみずがめ−しし11度で起きた。 それがケネディJr出生のアセンダントルーラー水星に対してスクエア、その水星(さそり13度)がルナマップのアセンダント(おうし14度)に対してオポジションなので、このルナマップ有効期間内に変死すると解釈できる。 さらにルナマップの火星が第3ハウスカスプの上に来て、旅行中もしくは乗り物での事故を表している。

ソーラーリターンとの関連では、ソーラーリターン第9ハウスルーラー月がルナマップの太陽・月とそれぞれコンジャンクション、オポジションで月蝕に巻き込まれ、やはり旅先での事故が表示されている。 また、ソーラーリターンとルナマップ、それぞれのアセンダントが互いにオポジションとなっているのも注目に値する。

内側から、キャロリン・ベセット出生、1999年ソーラーリターン、1999年2月月蝕
内側から、キャロリン・ベセット出生、1999年ソーラーリターン、1999年2月月蝕

キャロリン・ベセットは出生の金星・火星に対してルナマップの太陽・月がコンジャンクション、オポジション、ルナマップの天王星がコンジャンクション。 また、月蝕はソーラーリターンのアセンダントとディセンダント上で起こり、ソーラーリターンのアセンダントルーラー金星にルナマップの火星がスクエアで、旅行中の事故が表示されている。

さらにイングレスマップの影響を見てみる。

内側から、ケネディJr出生、1998年ソーラーリターン、1999年春分
内側から、ケネディJr出生、1998年ソーラーリターン、1999年春分

ケネディJr出生のアセンダントルーラー水星に対して春分の火星がコンジャンクション、天王星がスクエア、出生の第9ハウスカスプ上には春分の土星がある。 ソーラーリターンの月には春分の火星がスクエア、天王星がコンジャンクション、ソーラーリターンのアセンダントに春分の火星がコンジャンクション、天王星がスクエア。 これでは不慮の事故は避けられない。

内側から、キャロリン・ベセット出生、1999年ソーラーリターン、1999年春分
内側から、キャロリン・ベセット出生、1999年ソーラーリターン、1999年春分

キャロリン・ベセットは出生第3ハウスルーラー火星と第9ハウスルーラー金星に対して春分の火星がスクエア、さらに出生の金星には春分の天王星がコンジャンクション。 ソーラーリターンのアセンダントには春分の火星がスクエア、天王星がコンジャンクションで、金星はさらに春分の土星とスクエア。 ソーラーリターン第9ハウスカスプ上には春分の火星がある。 こちらも事故は避けられそうにない。

航空機事故の多くは、小さなミスやトラブルが積み重なった結果、極めて危険な瞬間が発生するために起こると言われている。 占星術もそれと同じで、複数の似たような意味の表示が特定の期間に集中することによってイベントが起きる。 この事故の場合、ケネディJrにいくつもの危険な表示が集中する時期だったことに加えて、同乗者キャロリン・ベセットも危ない時期に来ていたことによって致命的なイベントが起きた。(*)

親子兄弟親戚の間では天体の配置が共通するため、一人に不幸が訪れると、一族の他の者にも同様のことが起き得る。 不幸が続くと「呪い」だという風説がまことしやかに語られるが、占星術では、親が持つ天体の配置を子供も持つことにより、それが親戚に広まっていくというだけのことである。 占星術的遺伝と言えるだろう。

ジョン・F・ケネディとケネディJrの間には、「旅行中の死」という共通点があった。 ケネディ一族にはそれ以外にも共通するものがあるので、稿を改めて見てみよう。

2013年1月

*  同乗していたローレン・ベセットも危険な表示が重なる時期だったと想像できるが、残念なことに出生データは見つからなかった。 経歴からと、ディレクションとソーラーリターンから2種類の出生時刻を推定したが、どちらも一長一短があって絞り込むことができず、公開するほど自信がもてない。

さらにローレン・ベセットにはリサ・アン・ベセットという双子の姉妹がいる。 こちらも出生時刻が不明で、レクティファイするのにじゅうぶんな経歴もわからない。 リサには事故死という共通の表示がない、あるいはあっても時期が異なると思われるが、一度に二人の姉妹を失うという不運に見舞われた。

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