In studying astrology one needs to forget the ego with its tiresome instropection and look deeply and uncompromisingly for the truth, for astrology is a Divine subject.

— Olivia Barclay

The Warrior of Astrology

占星術とは何か
お知らせ/更新
2018-09-10

NEW サイトリニューアル

コンテンツを整理して、レスポンシブにしました。

2018-09-05

東京インスティテュート オブ アストロロジー

2018年度の生徒の募集は終了しました。


チャート解説

プロフェッショナル

プロフェッショナルであるというのはどういうことでしょうか? まず第一に、プロというからにはアマチュアにはできないことができなくてはならないでしょう。単に有料で占うというだけではプロとは言えません。誰にでもできるようなことをやってお金をもらえるほど世の中甘くないですから。

私がプロになった頃と比べて、今は占星術を勉強する人がかなり増え、下手なプロよりアマチュアの方が詳しいなんていうのは珍しいことではなくなりました。つまり、簡単なことではプロといえるレベルに達することができなくなってきていると思います。すでにプロになっている者も、現状に甘んじていてはアマチュアに追い越されてプロとは言えなくなってしまいますから、私は常に自分の腕前をあげる努力をしています。そのためには本も読むし、他のプロに習うこともあります。研究するために勉強しているわけではありません。

そういう意味において、古典占星術というのは、占星術師としての私の一部分にしか過ぎないものです。たしかに古典占星術とかホラリーやイレクションをやる人は多いとは言えませんけれど、それらは私がプロの占い師として続けていくため、生き残るために身につけたのであって、そういう本面の専門家・研究家だと言われるとすごく奇妙に感じてしまいます。

洋書

私が占星術を学び始めた頃、日本で占星術の本といえば潮島郁幸(初代)、訪星殊、流智明、石川源晃、ルル・ラブア、植田訓央といった人たちが書いたものがあるくらいで、情報不足もいいところでした。おまけにそうした本の高いこと! それでバイトで稼いで本を買うんですが、読んでもちっともわからない。わからないから習いに行こうと思えば授業料もまた高い。とても学生に払えるような金額ではありませんでした。

それで、そういう本の巻末にある参考文献にあげられた洋書を読んで勉強することにしたわけです。日本橋の丸善へ行くとアラン・レオとかマーガレット・ホーンなどの本が並んでいて、手にとってちょっと読んだだけで、日本語で書かれた本より安いのに内容がずっと濃いのがわかります。

ただし、安いとはいっても、一度に一冊買うのが精一杯です。バイトをすれば本は買えますが、そうすると勉強する時間が減ります。それに丸善に在庫のない本を注文すると届くまでに4~5ヶ月かかりました。お金と時間を効率よく使うにはどうしたらいいか考えて、海外の本屋や出版社から直接買うことにしたんです。手間はかかるけれど、そのほうが丸善で買うよりはずっと安上がりでした。

日本でもここ10年くらいの間に占星術関係の本がたくさん出版されました。値段もリーズナブルです。でも内容は20年前の本に毛が生えた程度で、本格的に占星術を勉強するにはまだまだ情報不足ですし、多くの人たちがそれを読んでいる以上、それだけではプロフェッショナルといえるレベルには到達できないと思います。

占星術師

私は占星術を使う占い師なので占星術師と自称しています。占い師というのは文字通り占いをする人なわけで、心理学的なカウンセリングや人生相談をする人ではありません。占ってくださいといって来た人に、占いではなく別のことが必要なら、法律のことなら弁護士、病気なら医師というように、それぞれの専門家のところへ行くように言うべきでしょう。他の業種の人にもできることをやって、占い師としてお金をいただくのはおかしいと思います。

心理学をきちんと勉強してカウンセラーの資格をもっている人が占星術を併用するというのであれば話は別です。でもたいした人生経験もない若い人間が人生相談みたいなことをやるのはおこがましいのではないでしょうか。また、1分単位で見料をチャージするQ2回線の占い師が占いとは関係のないことをクライアントと話しているとしたら、無駄話をするのにお金を取っていることになります。それなら占いではなく別の仕事を探したほうがいいでしょう。占いは話芸ではないのですから。

格闘技

技術を身につけるという点において、占星術と格闘技には共通するものがあります。授業料を払って習うとしても、誰もがプロや高段者になれるわけではないというのがその最たるものでしょう。自分自身が努力して研鑽を積まない限り何も身につかないからです。だから、自分でやるべきことを怠って、わからないから教えてくれと言うのは論外です。

占いにしても格闘技にしても、誰かから習うということは、お金を払って苦労を買うことだと私は思います。お稽古ごととはわけが違います。授業料を払ったんだから、先生が何とかしてくれる、先生は自分を育てる義務がある、と思っているようなら、そういう甘い考えは捨てなければなりません。その程度の心構えでは初歩的かつ表面的なところしか身につかないからです。

格闘技の試合でも鑑定の現場でも誰かが助けてくれるわけではありませんから、頼れるものは自分だけです。(せいぜいセコンドについた人にアドバイスしてもらうのが限度でしょう。)徒手空拳とは手に何も持っていない状態を指すことばですが、自分が身につけたもの以外に頼らないという意気込みも表現しています。もちろんその精神をもとうとするなら日々の鍛錬をおろそかにできなくなります。占星術師も徒手空拳でありたいものです。

道標

The Warrior of Astrologyの目的は、プロの占星術師になろうという人、本格的に占星術を勉強したいという人のために道を示すことです。道を示すといっても、私もまだそんな偉そうなことを言える立場ではありませんから、私がこれまでにやってきたことを話す以外はできませんし、したいとも思いません。わからないからといって質問をいただいても、返事を書く暇があまりないので、回答は期待しないでください。知識は本を読めば得られるし、本屋のホームページへのリンクも張ってあります。

でも、アーティクルの感想や励ましのメールなどは大歓迎です。メールが面倒ならアンケートに回答してください。これまで続けてこれたのは多くの方からの激励があったからです。それから、もしThe Warrior of Astrologyを気に入ってくれて、あなたがホームページをもっているならぜひリンクしてください。リンクすることに許可は不必要です。でも、リンクしたことを連絡していただけたら、こちらからもリンクするかもしれません。

一人でも多くの人が本物の占星術を学ぶことを願っています。

1999年8月記す
國分秀星 Q.H.P.